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登山レポート&ニュース

2020年11月24日

2等三角点・金沢&沼の沢  11月24日

 大きな勘違い

曇天で雪もちらつく霜月 ステイホームなんて言われたって・・・。
自宅PCで国土基準点を眺めていたら・・・当別の1等三角点はピンネシリと阿蘇岩山。
2等三角点は察来山、別狩山、南別狩山、一番川、沼ノ沢、金沢、獅子内 当別・・・8点です。
未踏の「金沢」と「沼ノ沢」「一番川」 独りで訪ねるなら コロナ感染にも影響はないだろう。

ハッピーバレーゴルフ場から林道を進みます。


振り返ると 垂れ込めた雲の下に医療大学と石狩平野が見えました。


トドマツの植林地と伐採地が交互に現れます。


駐車地点から5分ほど探し回って 藪の中に2等三角点・金沢を見つけました。
チップが埋まっているので 国土地理院が定期的に観測しているようです。


次に 月形と当別の境界にある「2等三角点・沼ノ沢」目指します。
林道入口に車を停めて歩きだしたら・・・林道がふくろう湖に向かって降りて行きます。
何かおかしいなあ~ イメージと違うなあ~。
車に戻って道路地図で確認したら「赤間の沢」という隣の沢に入っていました。
低山だから道路地図とGPSで簡単に登れると思ったら・・・大きな勘違いでした。


気を取り直してふくろう湖に降りてリセット 沼ノ沢林道から再出発しました。
新しい轍があるので・・・やっぱり森林調査らしい車が入っていました。
仕事とはいえ・・・こんな雪の中をご苦労様です。


途中から水田の沢林道に変わりました。


標高を確認して林道を離れ・・・法面を駆け上がり藪漕ぎが始まりました。


月形方面が開けましたが 猛烈な根曲がり竹に遮られて 三角点が見つかりません。
15分ほど右往左往 それでも見つからず思案に暮れました。
最後の手段・・・山頂の周囲を蚊取り線香のように螺旋状に歩くことにしました。


2周目で 倒れた笹薮の下に2等三角点「沼ノ沢」見つかりました。
明治44年に選点・埋標・観測 選点者は陸軍測量部技師「青木輝」さんです。
雪が激しく降ってきて車の運転もままならないので「一番川」はまた次の機会に・・・。
まだ根雪になるなよ~。