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登山レポート&ニュース

2020年11月23日

豊似岳 11月22日

 ハイ松かき分け一等三角点

10月25日の豊似岳は 襟裳らしい強風に見舞われ登山口で断念しました。
昨日の様似天狗岳も林道終点まで行きましたが「冷たい雨」で諦めました。
不運の連鎖をここで食い止めなければ 吉田拓郎の襟裳岬 嫌なイメージが付きまといそう。
朝の襟裳育成牧場・登山口 豊似岳の山頂は何とか見えますが 700m以上は真っ白になっていました。


米軍の通信施設跡までは1時間45分で登ってきました。
積雪は10cm程度ですが 風速10mほどの風が出てきました。
廃屋の陰で体調を整えて いよいよ藪漕ぎの本番を迎えます。


獣道は積雪で笹が倒れて見えにくく 五感を研ぎ澄ませてルートを探し出します。
1088m標高点は西側をトラバース ハイ松が行く手を塞ぎ 体力を消耗しました。
気温は0℃前後ですが 稜線に出ると体感気温は-5℃位に感じました。


モンベルオヤジさん 病み上がりで体調も戻っていなかったけれど ガスに包まれた山頂まで頑張って来ました。
イッキュウさんも3度目の正直で「今年中にやっつけたい」強い意思が感じられました。
ハイ松かき分ける厳しい条件でしたが 一等三角点見つけた時には充実感が湧き上がってきました。


イッキュウさんとネアンデルタールさんは「3等三角点のの三枚岳に寄り道するわ~」。
米軍施設の古い電柱や碍子を珍しそうに探しながら下山してきました。


653標高点 百人浜の美しいカーブを描き襟裳岬まで伸びていました。


侵入者に驚いたシカの群れが走り回る広い尾根 降り出した雨に打たれてもココロは暖まっていました。