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登山レポート&ニュース

2020年05月07日

コロナ自粛 5月6日

 チョモランマ調査隊 トレッキング青年逮捕

COVID19の拡大で登山の世界もメディアに振り回されている気がします。
昨日のNHKニュースでは
「チョモランマ(エベレスト)の標高を再調査するための中国の登山隊が出発した」そうです。
何処から 何を 今さら ???
エベレストの標高はインドの測量隊が調査した8848mが定説です。
アメリカは独自の調査で8850m 中国隊は8844mの調査記録を標準としていました。
どちらにしても世界最高峰の標高には違いないのだから、どうでもいいこと、とは思うのはワタシだけでしょうか。
もっとも ヒマラヤの造山活動で日々標高が変わっているのですから・・・なおさらです。
GPSの精度が高まれば より正確な数字が出てくるのは当然ですが・・・
コロナウイルスで世界中の医療がひっ迫している今、 医療施設がプアなチベットに50人規模の調査隊が行けば、ウイルスが拡散するリスクは高まります。
中国の為政者はチョモランマの調査隊を利用してウイルス感染症が収束したことを世界にアピールしたいのでしょうか? 



一方、フランスのニュースでは・・・
「国境警備隊のヘリが 山でトレッキングしていた青年を外出規制を守らなかったと逮捕した」そうです。
青年は「山では山羊(アイベック)にしか会っていない」と言ったそうです。
・・・笑えます。
ちなみに フランスでは新型コロナウイルを「ウーハン(武漢)風邪」と呼んでいます。


中国とフランスの対照的な報道ですが ウイルス感染症を切り口に メディアが登山を利用しているに過ぎない気がします。