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登山レポート&ニュース

2019年11月06日

穂別 佐主岳 一等三角点 11月5日

 震災で通行止

今は鵡川町に併合された穂別の稲里地区は アイヌ語でサヌシュ(低い川)と呼ばれていたそうです。
クライアントは プリマさんお一人様でした。
途中で寄り道したマオイ道の駅 松浦武四郎の碑がありました。
一行が携えた鍋がオブジェのパーツになっていて(ホンモノかな?)驚きました。


キウスから林道に入ると 石油やガス、石炭の採掘跡が林道名に残っていました。


林道走行できるのか不安でしたが 不安は当たり3.5km地点で「震災復旧工事のため」ゲートは閉鎖されていました。
正面には監視カメラも付いています。
登山口まで4km 往復2時間 時計をじっと見つめて 覚悟を決めて歩きだしました。


登山口まできたら アレッ 車が入っている・・・
厚真ダムから入ってきた林道工事の巡視車で トラックや重機も入ってきました。
穂別側の林道は震災による崩壊個所もなく 災害に名を借りた〇〇クラ組による伐採作業のようです。


林道は佐主岳直下まで整備されていて ブッシュもなくなり歩きやすくなっていました。


やっぱりヒグマのテリトリーであることに変わりはありません。


作業道からひざ丈のブッシュを漕いで 山頂台地に到達しました。
林道ゲートから8km 2時間45分かかりました。


山頂には木製の新しい標識が設置されていました。
景色は・・・日高の山並みは厚い雲に覆われていましたが 夕張前岳や滝ノ沢岳は同定できました。
風もなく穏やかな天気に感謝して 長い帰路につきました。