2021年05月16日
余別岳 積丹岳 5月15日
帽子とサングラス
雪解けが進んで今年最後のチャンス 余別岳に上方芸人さんと向かいました。
積丹町の予想最高気温は20℃ 午後は風速14mでした。
林道は荒れていましたが 無理して避難小屋まで車で入りました。
登山道の雪がズボ抜け 危うく股間が怪我しそうに。
3合目からアイゼン装着し 2時間弱で971稜線まで来ました。
先行者の「年長お兄さん」がもう降りてきました。
「ニセコの奥に見える山は何ですか?」・・・「狩場山ですよ~」
積丹岳の直下で余別岳が視界に入りました・・・今行くから待ってろよ~。
あ~~あ 突風でゲストの夏帽子 車輪のようにくるくる回りながら斜面を降りて消えました。
まずまずのペース 2時間45分で積丹岳ゲット 。
岩峰の東斜面は滑落のリスク ブッシュの西斜面を下降しました。
ハイ松と根曲竹の洗礼を受けました。
ゲストは藪漕ぎ苦手みたい。
ブッシュを抜けて岩峰を迂回して雪原をトラバースします。
余別岳が少しだけ近づいた。
もう一回ブッシュ帯を越えなければならないようだ。
さて どこから突入するか 思案のしどころ。
前回よりも長いハイ松帯「なんでこんな苦労しなければならないの?」ゲストは憤まんやるかたなし。
5時間で余別岳ゲット。
ルートファインディングに気を取られて 山頂直下の写真撮る余裕ありません。
雪がザクザクなのでピッケルは使わずに済みました。
ゲストのサングラス ブッシュに打ち付けられて いつの間にかなくなっていました。
下山はブッシュを避けて 我呂の沢源流部を横断するコースへチャレンジ。
残雪の羊蹄山が美しい と思った。
標高720m源流部の湿地帯から積丹岳南面。
行者ニンニクゲットして 稜線に上がるルンゼ150mにひと汗かいた。
940コルから見えた余別岳 「いい山」をありがとう。
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