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登山レポート&ニュース

2021年02月22日

上手稲&発寒嶺 2月21日

 コロナストレスの洗濯

誰が名付けたのか知る由もありませんが、札幌150峰に入っている上手稲に向かいました。
送電線コースから登って発寒嶺から降りてくる方が短時間で登れそうですが・・・
暖気と寒気が繰り返されているので 標高の高い北斜面はクラストしている可能性があります。
滑落したら嫌なので 反対周りで登ることにしました。


430m二股でSB渡渉します。


取付き尾根は40度もの急斜面 数日前の尻滑りトレースが残っていました。
スノーシューで延々とキックステップ 太腿がパンパンになりました。


776mポコまで来ると青空広がり 景色も良くなり足取りも軽く。


3時間弱で 上手稲 やっと到着です。
新しい山頂標識が枯れ木に付けられていました。
もっと小さくてもいいんだけどなあ~ 心で叫ぶ。


発寒嶺までは標高差140mの急な尾根です。
ところどころ雪庇もありクラストしていましたが スノーシューのまま突破できました。
下界は雨でも標高700m以上は雪が降ったようです。


発寒嶺の直下 スコップで雪庇を崩す覚悟でしたが 肩透かしでした。
ピッケル・アイゼンも使わず・・・これはこれで良しとする。


「礼」のパフォーマンスをする 発寒嶺・・・間違いの「例」。
ガイドに対する感謝の気持ち・・・絶対にない。


街を見ながら勝手気まま自由に歩くのはストレス解消法?
宇宙から見る地球「ガガーリン」 同じ感覚かなあ?
小さなことにクヨクヨするのは時間と労力の無駄だと気付かされる。


重たい雪にバランス崩しながらも 口は軽くなるゲストたち。
山はコロナストレスの洗濯ですね。