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登山レポート&ニュース

2020年09月28日

ピリガイ山 9月27日

 高難度だったよ~

ピリガイ山は一等三角点では登りにくい山の代表格です。
記録ではベッピリガイ乗越から北東面の沢を辿るコースが一般的のようです。
ちょっと難しい沢のようですが 比較的に短時間で登れそうな南面のニシュオマナイ1号沢から登ることにしました。
前泊の神威山荘をから移動して 6時30分スタート。
標高点318までは古い造材跡が残っていました。
.394からは完全装備です。


落差5mから10mの滝が次々と現れました。
ホールド・スタンスが水に磨かれてツルツル ヌメリも加わり意外と時間がかかります。


支点となる木がないので 流木や笹を束ねてビレイする場面もありました。


高巻もあり 笹が滑って油断できません。


700m二股までが核心部でした。
ここからは3mほどのルンゼ状の小滝が続きます。


イッキュウさん 久々のタフな山だとハイテンション。


沢の傾斜が増して尾根に逃げ込んだのが 間違いだったか・・・。
急傾斜の根曲がり斜面を藪漕ぎ2時間・・・いやああ~ 参りました。
尾根に出たら微かな鹿道がありました。


12:40 駐車地点から6時間以上かけて やっと念願の三角点に到達しました。
予定よりも2時間遅れです。
下山に5時間かかったら11時間行動 日没に間に合わないかも・・・ヘッドランプかなあ~。
濃密な根曲がり竹の尾根を敬遠して ガレ沢に下降しショートカット。
5時15分 ギリギリ日暮れ前に下山できました。
帰宅後イッキュウさんからメール「高難度の一等三角点だったよ~」・・・知らなかったヮ。