REPORT.NEWS

登山レポート&ニュース

2020年07月27日

知床硫黄山 7月25日

 登山者を観察

羅臼岳硫黄山の縦走予定でしたが 初日は雨で断念。
知床観光に変身しましたが どこもかしこも観光客だらけでした。
欧米人も多く・・・この人たちいったい何処から来たの?
ホテルは満室 食堂も満席 4連休は避けるべきでした。

25日はクライアント3名にフジケンのサポートで硫黄山に登りました。
1000mまで登ってきたら雲の上に出て ヨシイクゾー!


雲海を背に快晴の恵み。



ユキワリコザクラ。


タカネトウチソウ。


雲海の上に突き出た爺爺岳(チャチャヌプリ)。


近くて遠い 羅臼岳も見えた。


滝の高巻は緊張したけれど 山頂に立てて満足そうなクライアントの笑顔に癒される。


たまにはガイドも存在感をアピール。
スッカリ忘れていたけれど 硫黄山は一等三角点でした。


シレトコスミレはほとんど花が終わっていたけれど フジケンが執拗に探し出し 1株だけ見つけました。


下山の高巻はロープを出して慎重に通過しました。


林道に降りる直前・・・ヒグマがいないか立ち止まってウォッチ。
予感が当たって 40m離れた法面を親子熊が登ってきました。
写真を撮る余裕はありません。
クライアントに知らせて 茫然と眺めていたら 向こうも気付き 方向転換してくれました。
どうやら 子熊に人間を見せに来たみたいです。
子熊は何度も何度も振り返って≪登山者を観察≫していました。