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2020年04月19日

南富良野 経歳鶴(ペトツルンぺ) 4月18日

 松浦武四郎 十勝越え

南富良野の東大演習林東端に位置する経歳鶴(ペトツルンぺ)アイヌ語で「川の間のところ」の意。
シーソラプチ川と西達布川の分水嶺に位置する珍名の2等三角点(931m)に向かいました。
北落合の浄水施設まで除雪されていました。
8時50分スタート 無風快晴で気温は既に8℃。


森に入ると 大きな洞(うろ)がありました。
穴があると中を覗きたくなるのは 獲物・食料採取 人類の本能なのでしょうか。


伐採の跡地なのかなあ~ 雪原の向こうに経歳鶴が見えてきました。


スノーモビルと小屋掛けの痕跡がありました。
雪上でオイル缶焚火をしたようです。


山頂への最後の登りは 奔放というか勝手気ままと云うか ガイド登山とは思えません。
人間は自由を愛する動物だと再認識しました。


東大雪の山々が樹海の上に浮かんできました。
150年前 松浦武四郎の十勝越え アイヌの案内でこの景色を見たのでしょう。
デッカイドー 叫びたくなりました。


10時55分 十勝連峰をバックに ポーズ
展望台のような山頂に立ち 周囲の景色を堪能したら 心が大らかになってきました。


乗客の少ない(だろう)ジェット機が飛行機雲を引いて行きました。


鹿柵を乗り越えて最終着地。
ペトツルンぺ い~い山でした。