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2019年10月30日

厚真 仁達幌　2等三角点　10月29日

 震災から1年

午後から雷雨の予報だったので三千尺を中止して　厚真の2等三角点・仁達幌に行きました。
昨年は閉じられていたゲートは開放されていて　復旧工事が行われているようです。
大きな砂防ダムができていて驚きました。



崩れた山は手つかずでしたが　道路は確保されていました。


一瞬の出来事に　改めて・・・絶句。


自然の猛威　感じます。
近くで重機が倒壊した住宅を片づけていました。


川は土砂と倒木でせき止められ　小さな池が多数ありました。
決壊したら下流に被害が及ぶかもしれません。


崩壊した斜面には鹿道ができていました。


振り返ると　心が痛みます。


台風による大雨を含んだ火山灰は　いかに脆いか・・・斜面は滑り台のように土砂を押し流したようです。


1時間30分歩いて　藪の中に三角点を見つけました。
昨年にはなかった　ICチップが埋め込まれていました。


傷んだ心を癒してくれる　見事な楓の紅葉。


土砂の上に出てきた　緋色茶碗茸（ひいろちゃわんたけ）


1階部分を土砂に埋められた家があった場所は・・・整地されていました。
壊れたブロックにはお供えの缶コーヒーが置いてありました。
合掌。

 

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