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登山レポート&ニュース

2019年03月18日

3月17日 増毛山塊 大滝山

 ウルトラマラソンなみの消耗

一泊二日の計画でしたが 連休はとれないよ~ クライアントの仕事都合で日帰りに変更しました。
昨日は吹雪で 今日は晴れ・・・結果は同じでした。
往復22km 8時間で行って来れるかな~


8時 徳富ダムの気温は-3℃。
安心してダム湖を縦断します。
10cmの重たい雪が積もっていました。


徳富岳もこのルートならサクッと短時間で登れるかも。
南暑寒も遠くに見えています。


2時間のアプローチを経て 南東尾根に取りつきました。
新雪は20cm スノーシューにくっ付いて 足かせ 奴隷になった気分です。
腕と脚は蒸気機関の部品 意思を無にして禅の境地で黙々とラッセル。
チャップリンの殺人狂時代 思い出しました。


ガイドさんも大変ねェ~ 見かねたクライアントが ラッセル交代してくれました。
標高700m 新雪は30cm 一歩一歩が底なし沼に思える。
クラストしているかと期待した自分が あまちゃん。
標高900m 大滝山の山頂が見えてきて あ~もうすく奴隷開放宣言だァ~。


奥徳富岳の東壁が優美な姿を現して 苦労に報いてくれました。
この景色 ずっと見ていたい・・・。


13時30分 ダムサイトから歩き始めて5時間10分 この湿雪にしては上出来のペースで登頂。
風もなく 静かで美しい山頂でした。


帰路は惰性で歩くしかないなァ~。
17時 ヘッドランプ出す前に登山口に到着。
往復8時間40分 ウルトラマラソンなみの消耗でした。
クライアントの皆さん お疲れさまでした。