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登山レポート&ニュース

2019年01月17日

1月16日 幌向炭山と万字ズリ山

 タイムスリップ

旧栗沢町美流渡(岩見沢市)にある2等三角点の幌向炭山に登りました。
炭山という山名ですが ズリ山ではなく立派な山です。
夕張の一等三角点・三角山の点名が夕張炭山であるのと同様です。


鉄道資料館がありましたが 冬季間は閉館のようです。
明治40年代から昭和40年代まで約60年間採炭された歴史があるそうです。
ガイドが岩見沢の高校生時代 国鉄万字線は健在で 列車通学していた友人もいました。


人気のない住宅地の脇に駐車して 歩き始めます。
古い作業道を使って尾根に登り 最後は急斜面をヨイショ~。

樹木に覆われ見晴らしの良い山頂とは言えませんが 樹間から石狩平野も望めました。


万字の森林公園に移動し 日本一というズリ山に向かいます。


坑道跡から大量の水が湧いていて まるで川のようです。
素人ながら これでは採炭は厳しいと想像されます。


展望の森 看板のある山頂は標高380mです。
幌向岳と思われるなだらかな山頂が見えました。


下山は こんな感じです。
半世紀前には ここに数千人の人が住む街があったのですね。
国破れて山河あり 城春にして草木深し かあ~。


冬期間は営業していないみたいです。
雪が解けたら 再訪したいと思います。